ネーミングセンスとビジネスイメージ

センスとは何か?

センスの背景(2)

センスは、固有な絶対的なものではないと先に述べましたが、そのファッションが時代遅れになったとしても、その頃、いいファッションセンスを持っていた人は、おそらくはその次の年にも、いいファッションセンスを持っていることでしょう。

このことからセンスはその人に帰属するように見えます。

しかし、それでは、「ネーミングのセンスがいい」という場合にはどのように考えられるでしょう。

そのもののネーミングをした人はどこにも見えません。

あるのは商品だけです。

かつその商品のネーミングも、もしかしたら来年にはセンスを感じない時代遅れのネーミングになっているかもしれません。

しかしおそらくは、その商品のネーミングをした人は、次の年にも何かの商品にセンスの良いネーミングをしているかもしれません。

これらのことから言えることは、「センス」とは、「あるモノに対して、それを見る人が心地よく、あるいはかっこよく、感じさせられるように感覚を刺激させられる能力」とも言うべき能力といえるでしょう。

つまりネーミングセンスを鍛えるためには、こうした感覚を鍛えなければならないということです。

そのために必要な要素は何でしょうか?

そのときに重要なのが、自分が属する世界の人たちが何をどのように感じるかということを意識せずとも感じることができる、あるいは感じられるように鍛えるということになります。

このうち、先天的にそうしたセンスを持った人も、そのセンスを磨くためにはやはり努力が必要です。

またあまりこうしたセンスを先天的に持っていない人の場合も、センスを磨く努力をすることで、そうしたセンスを持つことができます。

こうした感覚を磨くためには、まずは自分の感じ方を客観的に見られるようにすることが大事です。

自分はどのような色が好きか、あるいは自分はどのような語感を持つ言葉が好きか、そうしたことをチェックする必要があるのです。

そうすることによって、自分の感覚が世間の感覚から見てどうなのかということを感じることができるようになるのです。

ムーブメントを作り出すクリエイターも自分勝手に何かを創作しているわけではありません。

商品の売れ行きなどビジネスに直結するネーミングをクリエイトしている人たちは尚更そうなのです。

ネーミングセンスとビジネス区切り線

ネーミングセンスとビジネスは、ネーミングについて解説しています。

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