ネーミングセンスとビジネスイメージ

センスとは何か?

時代の空気(2)

平成に入ってから23年、1992年のバブル経済崩壊をきっかけとして、日本の経済状態はずっと閉塞感に包まれています。

「失われた20年」と揶揄されるほど、経済状況は失速しているかのように見えます。

しかし、実際には、そのようななかでも元気の良い企業はあり、ヒット商品は生まれているのです。

確かに不況のときほど仕事は難しくなるでしょう。

実際の収入は変わらなくても、不況だといわれれば財布の紐を締めるのが消費者です。

好景気のときなら、マーケティングに多少の狂いがあっても商品は売れることでしょう。

ネーミングにも消費者の嗜好と多少ずれがあっても大きな影響はないかもしれません。

しかし、不況や高齢者社会、若年人口の減少、未曾有の財政赤字など、これでもかというくらい連日報道される経済の悪条件の中で、どのような商品を開発し、どのようなネーミングをするかを余裕を持って考えられないということもあるかもしれません。

しかし、こんなときだからこそネーミングが力を持つともいえるのです。

クリエイターは、自分のセンスを発揮し、実力を見せられる良い機会だと考えることもできるでしょう。

クリエイターは、一般の人と同じことを考えていてはいけません。

一般の人が見ている事象を別の角度から捉えたり、違うものの感じ方をしたりすることで、消費者が手を伸ばそうとするネーミングが生まれるのです。

そしてそのモノの感じ方こそがセンスというものであり、その感じたことをネーミングという仕事に落としていけることこそがネーミングセンスというものなのです。

センスは磨かなければ光りません。

もともと良いセンスを持っている人も、そのセンスを磨く努力を怠れば、たちまちそのセンスを失ってしまうかもしれません。

センスとは、それほど微妙なものなのです。

時代の空気を感じるために、街に出て、郊外にも足を伸ばし、自分の生活の体験の中から、時代の空気というものを読み取りましょう。

それが、消費者を納得させるネーミングを生み出すのです。

ネーミングセンスとビジネス区切り線

ネーミングセンスとビジネスは、ネーミングについて解説しています。

センスとは何か?Pick!:時代の空気(1)

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