- ネーミングセンスとビジネス ネーミングに求められるもの 何を訴求するのか
ネーミングに求められるもの
何を訴求するのか
ネーミングを行うにあたって「何を訴求するのか」ということは、最も重要な要素の一つです。
広告を行うにしても、売り場で商品を見るにしても、商品名が何を現すのか、それが明確であることによって、消費者の購買意欲を刺激するのです。
お菓子売り場に商品が少なく、まだまだ商品を手に入れるのに手間がかかる時代なら、チョコレートは「チョコレート」と書いておいておけば勝手に売れていくでしょう。
しかしチョコレートの商品が5種類あると、消費者はそのなかから一つを選ぶ必要が生まれます。
そのときの判断の基準は様々です。
ネーミングをはじめとして、商品の見た目や、パッケージ、あるいは添加されている材料、その他、諸々の情報を総合的に判断して、どのチョコレートを購入するかを決めることになるでしょう。
現在では、売り場面積が比較的狭いコンビニエンスストアでも、置かれているお菓子の種類は時には百種類以上にもなります。
チョコレートだけに限っても何十種類もの商品が置かれている状況です。
だからこそ、ネーミングやパッケージの価値が高まるのです。
パッケージデザイナーは、消費者が購入するかどうかを判断する数秒の間に何を訴求できるかを考え抜いた上で、パッケージにまとめます。
パッケージにとっても、ネーミングは非常に重要です。
ネーミング一つで、デザインの全体が変わってしまうことも珍しくはありません。
子供向きを意識したネーミングがされたお菓子と、大人の女性を主な購買層に想定してつけられたネーミングの商品が同じパッケージであることはありえません。
そしてその商品を購入するきっかけを超短時間で訴求するためには、何を訴求するかを明確にしたネーミングを行うことがとても効果的なのです。
「何を訴求するか」、そのことがはっきりし、先に述べた「何を現すのか」ということをブレンドし、さらに次に述べる「何を感じさせるのか」ということを加味しながら言葉を選んでいきます。
そうして徐々にネーミングの骨格ができあがっていくわけです。
ネーミングセンスとビジネスは、ネーミングについて解説しています。
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